「メルカリで出品したいけど時間がない」「ショップ運営を効率化したい」──
そんな時に頼れるのが運営代行サービスです。
この記事では、
- メルカリ本体(フリマアプリ)に対応した代行
- メルカリShopsで使える代行+システム連携
この両方を、正しいルールと使い方に沿って解説します。


メルカリは、日本最大級のフリマアプリとして、個人間での売買を気軽に楽しめるプラットフォームです。
一方、メルカリShopsは、事業者や法人がネットショップを開設できるサービスで、在庫管理・配送・決済などがより本格的に運営できる環境を提供しています。
- メルカリ(フリマアプリ) … 個人ユーザー同士の取引が中心。中古品や一点物が多い。
- メルカリShops … 複数在庫の商品や新品販売に強く、事業者のEC販売にも対応。
どちらもスマホ一つで始められますが、
売上を安定させ、作業効率を高めるためには外部の運営代行サービスを活用するのも有効です。
この記事では、「メルカリ(フリマアプリ)」と「メルカリShops」の両方に対応できる代行サービスを7つのカテゴリに分けて解説します。
メルカリ運営で代行サービスが必要になる場面
メルカリ(フリマアプリ)での課題
- 出品点数が多すぎて登録作業が追いつかない
写真撮影・説明文作成・カテゴリ選定などに時間がかかる。
- 発送や梱包に手間取る
匿名配送や梱包資材の用意など、細かい作業が多い。
- 取引メッセージや評価対応が負担
質問への返信や取引メッセージを即日対応するのが難しい。
メルカリShopsでの課題
- 在庫連携や商品登録が複雑
他モール(楽天・Amazon等)との在庫ズレが発生しやすい。
- セールやクーポンの設定に時間がかかる
イベント時の価格変更・割引設定が膨大。
- 受注・返品対応が業務を圧迫
特に繁忙期やキャンペーン時に顧客対応が追いつかない。
- EC運営の分析・改善に手が回らない
データを活用した広告運用や販売戦略まで手が届かない。
7つのサービス概要

① 出品代行|売れる商品ページを短期で作成
メルカリ本体
- 代理出品やアカウントの貸与は禁止(公式ルール)
- 実務を外部化する場合は、あなたのアカウントにログインして作業を依頼する形が必要
- 写真撮影、説明文作成、カテゴリ選択などの作業を代行可能
メルカリShops
- スタッフアカウント機能で、外部業者が直接商品登録可能
- CSVや一括登録機能で大量出品が効率化
代行活用ポイント
・セール・クーポン企画と組み合わせると効果的
・新作投入数を増やして露出アップ
② 運用管理代行|広告・SEO・価格戦略を丸ごと最適化
メルカリ本体
- 出品価格や在庫調整、コメント対応などを代行
- 広告出稿や公式キャンペーン参加は本人アカウントでの設定が必要
メルカリShops
- 広告運用(メルカリShops広告)やクーポン設計も含め、ほぼ全業務を外部化可能
- 売上データを基にした販促スケジュール策定
代行活用ポイント
・セール時の設定や在庫調整で機会損失を防止
・年間計画に沿った施策で安定成長
③ 受注代行|繁忙期やセール時の対応遅れをゼロに
メルカリ本体
- 取引メッセージ、発送通知、返品対応などをサポート
- 本人アカウント操作前提(代理ログインまたは指示に基づく対応)
メルカリShops
- APIやCSVを使った受注管理システムと連携可能
- 注文・返品・顧客対応を完全外部化しやすい
代行活用ポイント
・顧客対応スピードを保ち、評価を安定化
・返品、交換の事務作業から解放
④ 発送代行|梱包・発送の負担を完全アウトソース
メルカリ本体
- 「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」対応の発送センターを利用可能
- 匿名配送のルールを守る必要あり
メルカリShops
- 匿名配送に加え、通常宅配便や自社配送も設定可能
- 大型商品は「梱包・発送たのメル便」に対応可
代行活用ポイント
・繁忙期の出荷遅延をゼロに近づける
・梱包品質を保ちショップ評価を維持
⑤ 在庫管理代行|欠品・過剰在庫を防ぎ利益を守る
メルカリ本体
- 公式API・CSVは非提供(外部システム連携不可)
- 在庫調整は手動または外部作業者による手入力
メルカリShops
- CSV・公式APIで一元管理システムと連携可能
- 他モール・自社ECとの在庫同期が可能
代行活用ポイント
・欠品や二重販売を防ぎ機会損失を削減
・在庫回転率向上で資金効率を改善
関連記事:在庫管理代行の機能と料金を確認する
⑥ 基幹システム導入(ERP)|業務を統合し成長スピードを加速
メルカリ本体
- 基幹システムとの直接連携は不可
- 代行業者が手動で受注・在庫を入力し、システムへ反映する形
メルカリShops
- 公式APIで受注・在庫データをERPと連携可能
- 販売データ分析や自動発注も実現可能
代行活用ポイント
・Shopsならデータ活用で利益率改善が可能
・大規模運営の基盤整備に有効
関連記事:基幹システム導入の事例と効果を確認する
⑦ ECサイト構築|Amazon依存から脱却しブランド強化
両方共通
- メルカリで獲得した顧客を自社ECに誘導し、リピーター化
- ブランドの世界観を反映したLPやストアデザイン
代行活用ポイント
・モール依存から脱却し、長期的な利益率向上
・会員施策やメルマガで顧客囲い込み
関連記事:ECサイト構築のプランと実績を詳しく見る
サービス比較表
比較表の見方
この表では、各サービスごとの対応範囲と機能レベルを「メルカリ本体」「メルカリShops」「自動化・システム連携」の3つの観点から整理しています。
読み方のポイント
- メルカリ本体は、匿名配送や本人アカウント操作前提の作業が中心
- Shopsは、CSV・API・スタッフアカウントによる自動化が可能で、複数人運営や他モール連携に向く
- 「自動化・システム連携」が○なら、在庫同期や受注処理が省力化でき、スピード運営に有利
サービス比較表(メルカリ本体/Shops対応別)
サービス | 本体対応 | Shops対応 | 自動化・システム連携 |
---|---|---|---|
出品代行 | 本人アカ操作前提 | スタッフアカウント+CSV可 | Shopsのみ可 |
運用管理 | 設定は本人操作 | 全自動化可 | Shopsのみ可 |
受注代行 | 本人操作または代理入力 | API連携可 | Shopsのみ可 |
発送代行 | 匿名配送対応 | 匿名配送+通常便可 | 一部可 |
在庫管理 | 手動調整 | API・CSV可 | Shopsのみ可 |
基幹システム | 不可 | API連携可 | Shopsのみ可 |
EC構築 | 共通可 | 共通可 | – |
サービスの選び方のポイント
代行サービスを選ぶときは、次のポイントを押さえて比較しましょう。
- 対応範囲の広さ
出品だけ、発送だけなど部分対応か、運営全体を任せられるか。
- 実績と専門性
メルカリやメルカリShopsでの販売実績、取扱ジャンルの得意不得意を確認。
- スピードと柔軟性
繁忙期やセール時に追加対応ができるか、納期がどのくらいか。
- 料金体系の明確さ
初期費用、月額、成果報酬など費用形態が分かりやすいか。
- サポート体制
担当者との連絡手段、稼働時間、トラブル時の対応の速さ。
Q&A
-
メルカリ本体でも運営代行を利用できますか?
-
出品や運用の一部は「本人アカウント操作」が必要ですが、画像作成や説明文作成、在庫調整など外注できる範囲は多くあります。
-
メルカリShopsとの違いは何ですか?
-
ShopsはAPIやCSVによる在庫・受注連携、自動化機能が充実しており、大量商品や複数スタッフでの運営に向いています。
-
セールやキャンペーンだけ依頼することはできますか?
-
季節イベントや在庫一掃セール時だけのスポット依頼にも対応可能です。
口コミまとめ

「週に5商品が限界だったのが、代行利用で週10商品ペースに。
新作投入が増えたことで、メルカリShopsの月商が前年比+138%になりました。」
(アパレル小規模事業者/女性)

「メルカリShopsの特集ページ掲載やクーポン配布などを代行に一任。
セール期間の売上は通常月比1.7倍、リピーター率も20%向上しました。」
(コスメ販売/法人)

「本体での匿名配送も、Shopsでの宅配便も全て任せられる体制に。
翌日出荷率99.2%を維持し、顧客評価★4.9をキープできています。」
(雑貨販売/個人)

「Shopsと自社ECの在庫をリアルタイム連動。
欠品ゼロを半年間継続でき、機会損失がほぼなくなりました。」
(食品メーカー/法人)
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まとめ
メルカリ本体とShopsは似ているようで運営方法が異なり、代行サービスの活用範囲も変わります。
自社の課題(出品数増加・発送負担軽減・在庫連動など)を明確にして、最適なサービスを選ぶことが売上アップの近道です。
株式会社インターコードは、メルカリ本体・Shopsの両方に対応し、戦略設計から日々の運営まで伴走支援します。
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