近年、EC市場の拡大とともに、物流の効率化や外注ニーズが高まりを見せています。特に若年層向けファッションに特化したECモール「SHOPLIST」は、出店のしやすさと高い集客力から中小アパレルブランドに人気ですが、その一方で、商品の保管や発送、カスタマー対応といった運営業務に課題を抱える企業も少なくありません。
この記事では、SHOPLISTの市場概要から発送代行のメリット、業者の選び方、費用相場までをわかりやすく、EC運用代行のプロである株式会社インターコードが徹底解説します。

SHOPLISTの市場規模と特徴

SHOPLISTの市場規模
- 年間の売上(流通総額):約245億円(2020年時点)
- ファッション専門のECモールとしては、国内でも上位クラス
- 運営会社:クルーズ株式会社
- 売上をすべて再投資していて、年30%以上の成長を目指している
ファストファッション(安くてトレンドの服)を中心に販売するファッション専門の通販サイト(ECモール)です。
特に10代〜20代の女性に人気があります。
SHOPLISTの特徴
1. ターゲットが明確
メイン客層:若い女性(10代〜20代)
安くてかわいい服(プチプラ)を好むユーザーが多い
2. 出店のしやすさ
初期費用・月額費用は無料
商品をSHOPLISTの倉庫に送るだけでOK(在庫管理・発送はSHOPLISTが担当)
・ただし、売れたときの手数料は売上の40%(高め)
価格は他のECサイトと同じにする必要がある(価格統一ルールあり)
3. サイト・アプリの集客力が高い
アプリのダウンロード数:300万以上
テレビCMや広告で知名度アップを図っている
SHOPLISTの発送代行とは?仕組みとメリット・デメリット
SHOPLISTの発送代行とは?
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自社で物流体制を持っていない中小ブランド
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商品はあるけど、発送・カスタマー対応を任せたい
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ファッションアイテムを効率的にネット販売したいブランドやメーカー
そんな企業のために、プロの業者が商品を保管・梱包・発送までの作業を代わりにやってくれるサービスです。
これにより、出店者は「商品を倉庫に送るだけ」で販売が可能になります。
メリット
- 自社で倉庫・スタッフを持たなくてよい(初期投資不要)
- 注文後のピッキング・梱包・発送を全自動で対応してくれる
- プロの物流業者が対応するため、配送品質が安定している
- カスタマー対応や返品処理まで対応してくれる(SHOPLISTが一括管理)
- 繁忙期(セール、年末など)でも安定した発送が可能
- 複数のブランドが共用するため、スケールメリットがある
- ブランド側のリソース削減につながる(人件費・時間)
デメリット
- 倉庫のルール(納品形式・梱包仕様など)が厳しい
- 納品ミスや検品ミスがあると出荷不可になることもある
- 個別の要望に柔軟に対応してもらえないことがある(一括処理のため)
- 商品保管や処理のスピードは業者依存でコントロールしにくい
- トラブル対応に時間がかかる場合がある(問い合わせ窓口が遠い)
- 手数料に物流費用が含まれているため、コストの内訳が不透明
- 商品ごとの種類が多いブランドは在庫管理や補充が大変になりがち
SHOPLISTの発送代行は、倉庫・梱包・発送・顧客対応を一括で任せられるため、出店者は物流業務から解放され、販売や商品企画に集中できます。繁忙期でも安定した発送が可能で、初期費用がかからない点も魅力です。

こんな人にオススメ!
- 自社で倉庫や物流スタッフを持たずにネット販売を始めたい
- 発送やカスタマー対応の手間を減らして、商品企画や販売に集中したい
- 若い女性向けファッションやプチプラ商品を扱う、成長中の中小ブランド
- 初期コストを抑えてEC展開をしたいが、安定した物流体制を求めている
- 発送量が一定以上あり、繁忙期でも安定した配送を任せたい場合
一方で、納品ルールが厳しく、柔軟な対応が難しい点や、手数料に物流費が含まれていてコストが不透明になりやすい点がデメリットですが、発送代行業者の内容を確認し自社にあった対応してくれる内容の業者を選ぶことが必要です。
弊社、株式会社インターコードではEC運用代行を幅広くサポートしております。詳しくは公式サイトをご覧ください。
▶ https://i-chord.com/service/ec/

SHOPLISTの発送代行業社を選ぶ際の7ポイント
- SKU数対応:商品数や種類に柔軟に対応できるか
- システム連携:在庫管理や他ECサイトと連携できるか
- 梱包品質:ブランドに合った梱包・タグ付けができるか
- 対応スピード:即日発送やトラブル対応が迅速か
- 料金の透明性:初期費用・保管料・発送料が明確か
- 返品・CS対応:返品処理や顧客対応も任せられるか
- 立地:倉庫が配送に有利な場所にあるか
配送代行を利用する際の目安手数料
一般的なEC向け発送代行サービスの費用相場を参考にすると、以下のような費用がかかることが多いです。
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基本料金(月額):3万円~5万円
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入庫料金:1箱30円~150円、単品は1品10円~30円
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保管料金:1坪4,000円~7,000円
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ピッキング・検品料金:1品10円~30円
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梱包料金:1品100円~400円
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梱包資材料金:1個20円~200円
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配送料金:1個400円~800円
これらを踏まえて、複数の業者を比較検討し、自社に最適な発送代行サービスを選ぶことをおすすめします。
配送代行業者が対応してくれる内容は?
- 商品の受け取り・検品
- 在庫の保管・管理
- 注文ごとのピッキング・梱包
- 配送(宅配業者への引き渡し)
- 返品の受け付け・再入庫処理
- 顧客対応(問い合わせ・クレームなど)
ブランド側は「商品を倉庫に納品するだけ」で、あとは出荷からお客様対応まで代行してくれる仕組みです。
こちらはあくまで目安です。各業者によって料金やサービス内容は異なります。
SHOPLISTの発送代行業者の実績をみて選ぶ際のコツ5選
- 取引実績:どんなブランドと取引しているか
- 出荷実績:月間や年間の出荷件数、SKU対応数
- システム対応:在庫管理システム(WMS)を使っているか
- 対応品質:誤出荷や返品対応などの精度・スピード
- 料金の明確さ:費用がわかりやすく、追加料金がないか
実績があるかどうかは、「安心して任せられるか」の判断材料になります。
資料やヒアリング時にしっかり確認しましょう。
初心者でも安心!創業42年のEC運用代行で御社の売り上げをサポート
- 「SHOPLISTで発送したいけど、手間が多くて面倒……」
-
そんな悩みを解決してくれるのがSHOPLIST配送代行サービスです。
近年は、「送るだけ」「初心者OK」「高く売れる」というメリットから利用者が急増中。
配送代行をする上で、失敗しない選び方、実例、収益アップのコツまで詳しく解説します。
EC発送を“代行”から“戦略”へ──プロによる継続支援で売上を最大化
発送代行は「売って終わり」ではなく、
「どう売るか・どこで売るか・誰に届けるか」が成果を左右します。
株式会社インターコードは、単発配送ではなく、EC運営全体を戦略的に設計・運用するパートナーです。
サポート内容例
- ECモール(楽天・Amazon・Yahoo!・その他ECサイト)運用代行
- Shopify・自社ECサイトの構築〜運用支援
- 商品登録・撮影・LP制作・広告運用まで一括対応
- 業務フローの最適化や物流連携も支援
「ただ代行してくれるだけでなく、売上を上げる視点で提案してくれる」
という評価が多く、長期的なパートナーとして選ばれています。
📞 ECの継続的な売上にお困りなら、インターコードのEC支援サービスをご覧ください。

SHOPLISTの発送代行業者を利用した人の口コミは?

梱包がしっかりしていて商品が傷ついていなかった

発送連絡が早く、配送状況もわかりやすかった

問い合わせ対応が親切で安心できた

注文から発送までスムーズでストレスがなかった
SHOPLISTの発送代行でよくある質問は?
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発送代行の対応はどこまでしてくれますか?
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入庫検品から梱包、発送、返品処理まで幅広く対応しています。
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トラブル時の連絡はスムーズですか?
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問い合わせ窓口が間に入るため、場合によっては対応に時間がかかることがあります。
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商品ごとの種類が多い場合の管理はどうなりますか?
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商品ごとの種類多いと在庫管理や補充が複雑になるため、こまめな連携や管理が必要です。
各業者により内容が異なるので、気になる業者へ確認してみてください。
SHOPLISTの発送代行はどこがおすすめですか?|オススメ3選
株式会社インターコード

公式サイト:https://i-chord.com/service/ec/
所在地:東京都渋谷区代々木1-5-8 セボン代々木東京スタジオ(東京支社)
料金目安:月額29,800円〜(ECに関わることを配送以外にもまるっと代行)
※出品代行単品でのお申込みも可能。(金額はオーダーメイド可能)
昭和58年創業の代行会社。累計導入者数5,000社を誇る実績で最短2営業日からサービス開始ができるのが特徴。
クライアントのニーズに合わせたオーダーメイドのサービス提供を行い、ECサイトの制作から運用、商品出品、受発注対応、発送業務、在庫管理、カスタマーサポートなど、EC運営に関わる業務を一括で代行できるのが特徴。
SBSロジコム株式会社

公式サイト:https://www.sbs-logicom.co.jp/
所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階
料金目安:要問合せ
日本のEC市場拡大に伴い、通販物流の需要も急増しています。SBSグループでは、商品の入出荷から保管、梱包、発送までの物流サービスに加え、ECサイト構築や撮影、コールセンター、決済、返品対応までワンストップでサポート。全国に物流拠点を持ち、お客様のニーズに合わせた最適な物流体制を提供します。さらに、マーケティングパートナー社との連携で、EC戦略の立案から運用まで幅広く支援。アパレルや化粧品、食品など多様な商材にも対応可能です。
センコー株式会社

公式サイト:https://www.senko.co.jp/jp/
所在地:大阪市北区大淀中 1-1-30-1500 梅田スカイビル・タワーウエスト15階(総合受付:14階)
料金目安:要問合せ
センコーは、創業100年以上の実績をもつ総合物流企業です。国内外に400万㎡超の物流拠点を持ち、常温・冷蔵・冷凍対応の多温度帯輸送や、トラック・船・鉄道による多様な物流サービスを提供。食品やアパレル、医療、住宅、ケミカルなど幅広い業界に対応しています。さらに、ITやマテハン技術を活用し、システム連携による効率化も実現。お客様に寄り添い、課題を共有しながら最適な物流ソリューションを提供する「現場力」と「対話力」が、センコーの最大の強みです。
まとめ
SHOPLISTは10〜20代女性向けのファッションECモールで、出店が手軽な一方、物流対応に課題があります。発送代行を活用すれば、倉庫管理・梱包・発送・顧客対応まで任せられ、運営負担を大幅に軽減可能です。
「出店作業が分からない」「人手が足りない」「複数モールを効率化したい」──そんな悩みを抱える方に最適です。
代行業者の選定では、実績・対応範囲・料金体系・サポート力をチェックし、自社に合ったパートナーを選びましょう。
▶ EC運用をまるごと任せたい方は、インターコード公式サイトへ。
