EC‑CUBE は、日本発のオープンソース型 EC サイト構築プラットフォームで、自社サーバーに設置して自由にカスタマイズできる仕組みが強みです。たとえば独自の販売フローや業種特化のデザイン・機能を柔軟に組み込みたい企業に特に支持されています。
また、35,000店舗以上での稼働実績や、累計ダウンロード数 180万超、月商1,000万円以上のネットショップで最も導入されているカートシステムという評価を誇るなど、信頼性と実績を兼ね備えたプラットフォームです。
この記事では、EC-CUBE の制作手順、費用、メリット、成功のポイントについて、EC サイト構築のプロ、株式会社インターコードによる支援メニューも交えながらわかりやすく解説します。

EC-CUBE 制作手順|初心者向け7ステップ

EC‑CUBEでECサイト(ストア)を構築する手順を、初心者向けに7つのステップで解説します。
①環境準備・インストール
まずはEC‑CUBEの構築に必要な基盤を整え、初期インストールを完了させるステップです。以下のフローチャートを参考にしてください。
- サーバー・システム要件の確認
- ・Webサーバー:Apache 2.4.x(mod_rewrite/mod_ssl 必須)
・PHP:7.4〜8.3(EC‑CUBE 4.3の場合)
・データベース:MySQL 8.0またはPostgreSQL 12〜16 等々
- サーバー・データベース・メール環境の準備
- ・レンタルサーバーや自社サーバー上で環境を整備し、MySQL または PostgreSQL の空データベースを作成
・サンキューメールなどを送信するためのメールアカウント情報(SMTPなど)を準備
- EC-CUBEのソースをサーバーに展開
- 公式サイトから EC‑CUBEの最新版をダウンロードし、FTPもしくは EC‑CUBE Downloader を使ってサーバーへアップロード
- ブラウザでインストーラーを起動
- ・アップロード完了後、Webブラウザで該当URLにアクセスするとインストールウィザードが自動起動
・パーミッションエラーが表示された場合は、ディレクトリやファイル権限を調整
- インストール後に管理画面へ初回ログイン
- 管理者アカウントを設定し、初回ログインを完了させて、店舗情報などの基本設定へ進行準備
②店舗初期設定
EC-CUBEのインストールが完了したら、まずは基本情報や販売条件を設定します。
ここでの設定が、ストアの信頼感や購入体験に直結するので、しっかり整えておきましょう。
- ショップ情報の登録
- ・店舗名、運営会社名、所在地、電話番号、メールアドレス
・会社概要や特定商取引法に基づく表記も合わせて設定
(購入者が安心できるポイントになります)
- 販売設定
- ・販売対象地域(国内・海外)
・消費税設定(内税/外税)
・営業日や発送日目安
- 決済方法の設定
- ・クレジットカード決済(GMOペイメントゲートウェイ、SBペイメントなど)
・銀行振込、代金引換、コンビニ決済
- 配送設定
- ・配送業者(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など)
・配送料金(都道府県別や重量別)
・送料無料条件
- メール設定
- ・注文確認メール、発送メールなどの文面編集
・差出人名や返信先アドレスの設定
③テーマ・デザイン設定
EC-CUBEはオープンソースなので、デザインの自由度が非常に高く、自社ブランドに合わせたサイト構築が可能です。
- 「コンテンツ管理」>「テンプレート設定」からテーマを選択
- 公式マーケットプレイスや無料・有料テンプレートを利用可能
- 「カスタマイズ」画面でロゴ、色、フォント、バナーなどを編集
- 不要なブロックは削除し、必要な要素を追加
④商品登録
- 管理画面の「商品管理」→「商品登録」から、新商品を追加
- 商品名・説明文・価格・在庫数・SKUを入力
- 高解像度商品画像(推奨:2048×2048程度)を複数枚登録
- サイズやカラーのバリエーション設定も可能
⑤決済・配送設定
- 「設定」→「支払い方法」から、対応する決済手段を有効化(例:銀行振込、クレジットカード、代引きなど)
- プラグインを導入することで、PayPayやStripeなどの外部決済にも対応可能(例:プラグインストア利用)
- 「配送設定」画面で配送業者・送料ルール・送料無料条件などを設定
⑥プラグイン導入(機能拡張)
- 「オーナーズストア」→「プラグイン管理」から機能拡張プラグインを検索・インストール
- SEO対策、レビュー機能、SNS共有、メール通知など、豊富な機能を追加可能
- 独自対応が必要な場合は、Twigテンプレート編集によるカスタマイズもサポート
⑦テスト・公開・運用開始
いよいよストアを公開し、運用をスタートします。
- テスト注文で購入フローやメール・決済の動作を確認
- ファイルやDBのバックアップ方法を確立(定期的なバックアップが重要)
- 独自ドメイン設定とSSL対応を行い、本番公開
- 公開後はアクセス解析ツールやユーザーフィードバックを活用し、改善を継続
EC-CUBE初心者でも簡単に制作できるツール

EC‑CUBEの構築・運用を効率化し、機能拡張や運用の柔軟性を高めるツールを紹介します。
- EC‑CUBEオーナーズストア(無料):決済モジュール、デザインテンプレート、プラグインなど様々な拡張機能を購入・導入できます。
- 認証キー設定(無料):オーナーズストアとの連携に必要で、管理画面で設定することでプラグインの認証や更新通知が可能になります。
- プラグインインストール機能:管理画面から簡単にインストール・有効化・設定が可能で、テンプレートや機能拡張も手軽に実現できます。
- クイックインストール機能(レンタルサーバー各社対応):クリック操作だけでEC‑CUBEが導入でき、初心者にも優しい導入手段です。
使い方の例:「オーナーズストア」からクレジットカード決済プラグインをインストール → 認証キーを設定 → 決済設定画面で有効化すると、すぐにクレジットカード支払いが利用可能になります。
初期段階で導入すると、購入率アップに直結しやすい機能です。
EC‑CUBEでストアを無事立ち上げた後は、継続的な運用改善や、他の販売チャネルへの展開も売上拡大の近道です。
株式会社インターコードでは、EC‑CUBE単体の制作・運用にとどまらず、
Amazon・楽天市場・Qoo10・Yahoo!ショッピング・メルカリShopsなど、各種モール・フリマアプリ・自社ECまで幅広く対応。
CSVでの商品データ管理、在庫の自動連携、越境販売対応など、実務に即した柔軟な運用支援を提供しています。
各チャネルの仕様やルールに応じた最適な体制づくりから、効率的な売上管理までワンストップでサポート可能です。
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EC‑CUBE出品の費用と収益シミュレーション
初期費用
- ダウンロード版(自社設置型)
ソフトウェア自体は無償で利用可能(GPLライセンス)
サーバーやドメイン、自社開発対応の費用が発生します
- クラウド版(ec-cube.co)
Liteプラン:月額約6,800円〜、初期費用不要
Standardプラン:初期費用70,000円、月額49,800円〜84,800円
- 商用ライセンス利用(GPL非準拠)には、1サイトあたり約264,000円(税込)の費用が発生
ランニングコスト(運用コスト)
- サーバー費用:レンタルサーバー利用時、月額数百円〜(例:ロリポップ!スタンダード¥500~)
- 決済手数料:決済代行会社と個別契約が必要。方法により手数料が異なる
- プラグイン費用:一部有料プラグインは数千円〜発生
- SSLやバックアップ機能などのオプション費用:レンタルサーバーに依存して追加発生する場合あり
構築・運営規模別の相場目安
- 小規模サイト(商品数:約10点)
初期:100,000~350,000円
月額:10,000円前後
- 中規模サイト(商品数:約50点)
初期:約500,000円
月額:10,000~15,000円
- 大規模サイト(商品数100点以上)
初期:600,000~1,000,000円
月額:20,000円前後
最新情報はEC‑CUBE公式料金ページをご確認ください。
EC‑CUBEでストアを作り込むメリット

- カスタマイズ自由度が高い
ソースコードへのアクセスやプラグイン活用により、業種・商品に応じた独自仕様の設計が可能です。
- 日本発・国内導入実績が豊富
日本語対応の管理画面・マニュアルがあり、構築事例も多く安心して導入できます。
- 基本機能が揃っていて低コストで開始可能
無償で利用できるオープンソースとして、初期投資やランニングコストを抑えつつスタートできます。
- 豊富な機能拡張・プラグイン対応
決済・レビュー・SEOなど多数の拡張機能が存在し、必要に応じて後から追加できます。
- セキュリティ体制の整備が進んでいる
脆弱性への対応や自動検査、セミナー提供など、体制的にセキュリティ力を高める支援がされています。
こうした強みを最大限に活かすには、技術力と運用体制を踏まえた戦略的な構築設計が重要です。強みを活かせば、競合と差別化した高度なECサイトが実現できます。
EC‑CUBEサイトを制作するときのポイント
売れるEC‑CUBEストアを構築するためのポイントを解説します。
競合・ニーズ分析
- 競合調査:同業種のEC-CUBE導入事例や機能構成を参考にする
- ユーザーニーズ把握:レビューやSNSで「配送スピード」「決済方法」などの要望をリサーチ
Tips:競合の弱点(例:決済手段が少ない)を補う機能やUIを設計に組み込みましょう。
見やすく読みやすいサイト
- 商品ページ構成:商品名はわかりやすく、説明文は箇条書きで素材・サイズ・用途を明確に
- デザインカスタマイズ:テーマやCSSでブランドカラーに統一
- 画像品質:高解像度(推奨1,000px以上)で、複数アングルを用意
Tips:スマホ表示での見やすさを最優先に設計しましょう(購入の6〜7割がスマホ経由)
モバイル対応(レスポンシブ)
- EC-CUBE 4系はレスポンシブデザインに標準対応
- カスタマイズ時はプレビューでスマホ・タブレット・PC表示を必ず確認
- 画像やボタンサイズはタップしやすい大きさに調整
SEO対策・ページ高速化
- SEO:商品名・説明文・メタ情報に検索キーワードを自然に含める
- 速度最適化:画像圧縮や不要スクリプト削除で表示速度を改善
- プラグイン活用:SEO対策プラグインやキャッシュ高速化プラグインを導入
Tips:検索流入は長期的な売上に直結するため、運用後も継続して改善しましょう。
レビュー・顧客対応
- レビュー機能を有効化し、購入後のフォローアップメールで投稿を促す
- レビュー返信や改善対応で顧客ロイヤルティを高める
ECサイト構築ならインターコードがおすすめ
高品質なEC‑CUBEストアを構築したいなら、株式会社インターコードがおすすめです。
EC運用を“代行”から“戦略”へ──プロによる継続支援で売上を最大化
EC‑CUBEでストアを立ち上げても、「出品して終わり」では成果にはつながりません。
「どう売るか・どの商品を・どのターゲットに・どの仕組みで届けるか」
──その設計が、売上を大きく左右します。
株式会社インターコードは、EC‑CUBEをはじめとする各種ECチャネルに対応した、戦略型の運用支援パートナーです。
サポート内容例
- ECモール(楽天・Amazon・Yahoo!・その他ECサイト)運用代行
- Shopify・自社ECサイトの構築〜運用支援
- 商品登録・撮影・LP制作・広告運用まで一括対応
- 業務フローの最適化や物流連携も支援
「ただ代行してくれるだけでなく、売上を上げる視点で提案してくれる」
という評価が多く、長期的なパートナーとして選ばれています。
📞 ECの継続的な売上にお困りなら、インターコードのEC支援サービスをご覧ください。

ECサイト制作についてよくある質問
-
EC-CUBEは本当に無料で使えますか?
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ダウンロード版はソフトウェア自体が無料ですが、サーバー費用やSSL証明書、プラグイン、カスタマイズ費用などは別途必要です。クラウド版は月額制で、初期費用・サーバー管理が不要です。
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スマホ対応は必要ですか?
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必須です。EC-CUBEは標準でレスポンシブ対応していますが、テーマやカスタマイズによっては崩れる場合があるため、必ずスマホ表示を確認してください。
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代行サービスを利用すると何が変わりますか?
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代行を利用すると、デザイン・機能カスタマイズ・SEO設定・決済導入まで一括で対応してもらえます。社内に専門人材がいない場合や短期間で公開したい場合に効果的です。
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運用代行ではどこまで対応してくれますか?
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商品登録・バナー更新・キャンペーン設定・在庫連携・アクセス解析・広告運用など、日々の運営業務を代行可能です。株式会社インターコードでは、EC-CUBEだけでなく複数モールとの在庫・受注一元管理にも対応しています。
まとめ:EC-CUBEでストア制作を成功させるために
EC-CUBEは、国産ならではの柔軟なカスタマイズ性と豊富な拡張機能が魅力のECプラットフォームです。
ダウンロード版では自由度の高い開発が可能で、クラウド版では手軽に安定した運用を始められます。
ただし、導入形態や機能の選び方によって、必要な開発コストや運用負担は大きく変わります。事前に目的や社内体制、予算を整理し、最適な形でスタートすることが成功のカギです。
効率的に構築し運用まで任せたい方は、株式会社インターコードが制作から運用・広告・越境販売までワンストップで支援します。
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