
毎月15日の読書感想文のコーナーです。
今回から心機一転ワードプレスデビューを飾りました。
新しいツールでもやることは変わらないのですがなんだか新鮮な気持ちになります。
今回紹介させていただく本はスタッフの田中さんよりお借りした
三浦しをんの『風が強く吹いている』です。
この物語は大学の弱小マラソン部がほぼ素人かき集めの集団を
もとマラソンエリートのハイジさんがまとめ見事に箱根駅伝へ出場しシード権を勝ち取るというお話。
映画化されていたので見てみましたが薄っぺらく全く感情移入できませんでしたが
本の方は抜群に読みやすく面白いです。
コミカルながら超個性的な十人のメンバーの奮闘に
笑いあり涙あり感動ありのスポコンもので僕的にはストライクでした。
主人公であるもと強豪校のエース走とハイジ
それ以外の素人軍団とのやりとりや絆の深まり方。
チームワークとはなんぞやということを教えてくれる一冊です。
なにもかもがうまくいくわけではありませんが
がむしゃらに努力をすれば何かしらは結果が出ると勇気をもらえます。
大学には通っていなかったので
大学の部活というものがどういうものなのかはあまりピンと来ない部分がありましたが
とにかく駅伝が熱いということだけは確実に理解できるでしょう。
スポーツでの感動作画好きならば是非オススメの一冊です!