
電話代行スタッフ田中です。
昨夜寝つきが悪く、また寝過ごしてしまいました。
7時を過ぎて起床すると、とてもダメ人間になった気がします。
科学記事も惹かれるものが無かったので、今日は独り言。
こないだ読んだお笑い芸人の又吉さん著の火花。
面白かったです。
あまり詳しく書くと読んでいない方にネタバレになるので控えますが、長い上品なコント作品を観た、という余韻でした。
素人臭くもなく、まさに又吉さん一色の作品で、作風でいうと
ちょっと森見登美彦さんっぽい感じもあり、
でもそこまで変態ぽくもなく、淡々とした語り口なので
読んでいてとても心地が良かったです。
きちんと涙を誘うところもあり、(正直彼処で涙ぐんだのがびっくり)、芸人の生活、心の動きに焦点を当てているという謳い文句の通り、人の人生の重みも楽しさも悲しみも
ちゃんと感じられた、『小説』でした。
そんなに長くないのであっという間に読めてしまうところ、
そんな中に詰め込まれた様々な人間模様が、まさに
タイトル通り。
読んでほんと良かったと思えた作品です。
また書いて欲しいなあ。