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どこかにいってしまったものたち。

どこかにいってしまったものたち。

代行センタースタッフ田中です。
初めてのネタ投稿は本にしました。

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「どこかにいってしまったものたち」

クラフト・エヴィング商會 著(筑摩書房)

クラフト・エヴィング商会が扱ってきた様々な商品の商品見本や説明書など、
今はもう存在しない商品の「不在品目録」を綺麗な写真と説明付きで載せている本です。

すべてを結晶化させる「万物結晶器」や、こんがらがった考えを解きほぐす「迷走思考修復機」、
その他「人造虹製造猿」やら「水蜜桃調査猿」、
日中のまぶしさを紛らすために闇を生み出す「アストロ燈」、
かつてその場にあった建物の在りし日の姿を浮かび上がらせてくれる「時間幻燈機」など。

人造虹製造猿
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※商品説明
昭和3年に文化製造生活社から販売。外見は高さ30センチほどの猿の人形。
両の掌には精巧なレンズが組み込まれ、体内には給水タンクを備え、スイッチを入れると合掌した手をゆっくりと開き、そこに一次虹、二次虹、反射虹、水平虹までも自在に現出。

明治から昭和初期の頃は科学と魔法の境目がとても曖昧な時期。
現存しない商品の正体を確かめることは今では不可能。

なので、その頃の今はもうなくなってしまったものたちにどっぷりと想いを馳せられる
とても癒される一冊です。

※本の購入はこちらでできます。⇒「どこかにいってしまったものたち」

何が真で何が嘘か。
過去より現代の方がもっと曖昧になっている気がします。

何が本当なのかなんて気にせずに読みたい1冊です。

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