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「重力レンズ」で超新星爆発の光、初【電話代行スタッフブログ】

「重力レンズ」で超新星爆発の光、初【電話代行スタッフブログ】

電話代行スタッフ田中です。

今日は宇宙ネタ。

はるか遠くの宇宙で起きた一つの超新星爆発の光が
4か所に出現した珍しい瞬間をとらえたと、
米カリフォルニア大などの研究チームが米科学誌サイエンスに発表しました。

光が銀河などの強い重力の影響で曲がる「重力レンズ」という現象の効果で、超新星爆発で観測されたのは初めて。

重力レンズはアインシュタインが100年前に発表した一般相対性理論から予言され、後に実証されています。

超新星爆発は、重い星が大爆発する現象で、明るい光を放ちます。

研究チームが、ハッブル宇宙望遠鏡が昨年11月に撮影した画像を分析したところ、地球から93億光年離れた宇宙で起きた超新星爆発の光が、4か所に分かれて写っていたそう。

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地球から50億光年離れた銀河や銀河団の重力がレンズの役割を果たしているとのこと。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた4つの像は数日~数週間の時間差で現われましたが、これはそれぞれの像が異なる経路をたどって地球に届いたために起きた現象。

ダークマター(正体不明の重力源)が多い場所を通過する像は、重力レンズ効果の影響を大きく受けるので地球までの距離が長くなり、遅く到達するのだそう。

今回の発見をした米観測チーム「GLASS」は、同じ超新星の別の像が20年前に現われたはずで、
さらに別の像が今後5年間で銀河団のどこかに現われるだろうと予測しています。

この予測は銀河団に含まれるダークマターのモデルから導かれたもので、数年後に答え合わせをすることでこのモデルをさらに洗練させることができます。

ちなみに、今回の超新星はノルウェーの宇宙物理学者Sjur Refsdal(1935~2009年)にちなんで「レフスダール」と命名。

Refsdalは1964年、時間差で現われる超新星の重力レンズ像を利用して宇宙の膨張を調べるという手法を初めて提唱。

天文学者たちが半世紀もの間待ちわびた発見により、またひとつ宇宙の謎の解明に大きく近づくことが期待されます。

以前、四つ葉のクローバーのようになって写った遠い星の画像を見た時からとても興味が湧くこの現象。

宇宙空間は無限大と言われているけれど、様々な銀河などの重力によって、光が屈折して曲がりくねっているかもしれないということは、果てしなく広いわけでもないかもしれないということかもしれず。

一説では宇宙空間はラッパのように開いているとも言われており、何が正しいのかも分からないということに更に拍車をかける現象です。

凡人の自分には難しいことはわからないけど、兎にも角にも
妄想が爆発するニュースでした。

※重力レンズ

重力レンズとは、恒星や銀河などが発する光が、途中にある天体などの重力によって曲げられたり、その結果として複数の経路を通過する光が集まるために明るく見えたりする現象。
光が曲がることは一般相対性理論から導かれる現象で、一般相対性理論の正当性を証明した現象のひとつである。光は重力にひきつけられて曲がるわけではなく、重い物体によってゆがめられた時空を進むために曲がる。対象物と観測者の間に大きい重力源があると、この現象により光が曲がり、観測者に複数の経路を通った光が到達することがある。これにより、同一の対象物が複数の像となって見える。光が曲がる状態が光学レンズによる光の屈折と似ているため重力レンズと言われる。

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