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「雪華図説」。電話代行スタッフブログ。

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代行センタースタッフ田中です。

図鑑や図説など個人的に思わず衝動買いしてしまうくらい大好きです。

今日は昔の図説から「雪華図説」を紹介します。

それは、江戸時代の下総国古河藩(現在の茨城県古河市)のお話し。

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下総国古河藩の第4代古河藩主であった土井利位によって「雪華図説」は作られました。

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❄︎土井利位(1789年~1848年)は、刈谷(現在の愛知県刈谷郡)藩主土井利徳の四男として生まれる。25歳のとき本家である古河藩主土井利厚の養子となった。『雪華図説』の発刊のほか、利位は、老中として赤字の累積する幕府財政の立て直しなどにも大きな功績をあげた。号に「雪堂」「愛日軒」などを用いた。

庶民から「雪の殿様」の愛称でしたしまれたそう。

『雪華図説』(せっかずせつ)は、下総国古河藩(現在の茨城県古河市)で著された雪の結晶の観察書、言わば日本最初の雪の自然科学書です。

この書には、14か条の雪の効能と86種の雪の結晶図が記されています。

『雪華図説』本文に記されている観察方法は、次のようになります。

❄︎雪が降りそうな寒い夜、あらかじめ黒地の布を外にさらして冷却。

❄︎舞い落ちる雪を、その布で受ける。

❄︎かたちを崩さぬよう注意して、ピンセットで取り黒い漆器の中に入れる。

❄︎吐息のかからぬよう「蘭鏡(顕微鏡)」で観察する。

「雪華図説」

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『雪華図説』『続雪華図説』は私家版で出版数も少なかったようですが、掲載されている結晶図はテキスタイルパターンとして取り入れられ、当時雪華模様の衣装が流行。

IMG_6797.JPG❄︎江戸の松名木尽 押上妙見の松

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❄︎歌川国貞(三代豊国)画 江戸 佐野屋喜兵衛 大判錦絵

 

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❄︎雪華模様訪問着

 

今でも、雪のお殿様は古河市で親しまれています。
古河市町内の歩道等には、利位の雪華図を型取った踏み石や街頭等が並べられています。

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❄︎現代にも取り入れられる「雪華スタイル」。

オニツカタイガーから2006年に発売されたインジェクター デラックス セッカ。

 

雪の結晶の美しさは、古今問わず人々を魅了しています。

雪の殿様なんて、なんだか羨ましいネーミングですね。

 

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